今年の夏の参議院議員選挙は、望月良男氏と二階伸康氏の争いを軸に進みそう。

ということで、2人を比較してみました。

✅ 望月良男(前有田市長、無所属参院候補)

  • 4期16年の市長経験(2008–2024):有田市の予算を約100億円から約210億円へ倍増。
  • 財政・行政改革:不要資産の売却やふるさと納税強化、民間委託を推進。
  • 教育改革・国際交流:中学校統廃合による有和中学校設立、ドバイとの交換留学も実施。
  • 医療・子育て支援:分娩施設再開、ファミール産院誘致。
  • 農業・産業振興:有田みかんブランド強化、SAF燃料拠点構想に対応。
  • 観光・防災整備:「浜のうたせ」「BIG SMILE PARK」などの整備を推進。
  • 参院選政策:「有田モデル」を和歌山全域に拡大する構想。

✅ 二階伸康(元ANA社員、自民党公認候補)

  • ANA勤務経験(13年)+父の秘書経験(10年):与党重鎮秘書としての実績が大きい
  • ANAではオペレーション統括本部旅客サービス部に勤務
  • 掲げる政策
    • ガソリン税見直し
    • 教育・子育て支援
    • 防災・インフラ整備
    • 医療・福祉強化
    • 農林水産業の輸出支援
  • 現時点の実績:公職経験はなく、今後の実行が期待される。

🔍 実績比較表

項目 望月良男 二階伸康
政治経験 市議2期+市長4期(16年) 与党重鎮秘書としての実績
実績 財政・教育・医療・農業・観光など広範囲 与党重鎮秘書としての実績
地域連携 みかんブランド化、地域医療再建など 今後の実行計画段階
政策能力 具体的な施策多数を実行済み 志は高いが実行はこれから

📝 結論

望月氏は自治体運営において実績が豊富であり、参院選でも「地方から国を変える」アプローチを明確にしています。
一方、与党重鎮秘書としての実績を武器に、父・俊博氏の地盤を引き継ぐ形で国政に挑もうとしています。